日本工営はエネルギー供給分野の先導者です。従来、水力発電を主に、数々の国内および国外の電力開発のマスタープランを作成してきました。これらのプロジェクトの長年の経験から得た知識を生かし、現在では、水力発電のみならず、火力発電、再生可能エネルギー開発や、エネルギー供給システムなどのマスタープランを提供しています。
韓国やインドネシア政府との大規模な国策エネルギープロジェクトから、世界中の河川流域の総合水源開発の調査まで、様々なプロジェクトを手がけています。
ラテンアメリカでは、パラグアイのイグアス水力発電所の実現可能性の調査、経済・財務分析、設計、建設の監督と管理を手がけています。さらにペルーのPAFEIIプロジェクト(国境地域への電力供給プロジェクト)に参加し、12の発電所と6つの送電線の建設監督と管理を行いました。
水力発電
日本工営は水力発電開発のコンサルティング分野で50年以上の歴史があり、日本及び海外で、行政機関、民間企業や融資機関の依頼で、100以上のプロジェクトにかかわってきました。下記のように、プロジェクトのライフサイクルの第一歩から幅広いサービスを提供しています。

ダムや発電設備の計画、調査とデザイン
建設の監督
設備起動の開始、運営指導、人材育成
設備管理および運営管理
全てのプロジェクトは環境への配慮を行いながら着手され、プロジェクトの各段階で、環境専門家の視察と助長を受けます。100以上のプロジェクトを遂行した経験から得た最高の技術的品質や新技術開発と、指向技術とカスタマイズされたのコンピューターシステムを特徴とする技術研究所を活用し、規模、場所や複雑度を問わず、水力発電プロジェクトに取り組む能力を備えています。
火力発電
火力発電には、天然ガスパイプライン、石炭火力発電、天然ガス複合発電や、局所エネルギー供給のガス開発プロジェクトなどが含まれます。
専門とするサービスは1)新たな炭化水素資源の開発と2)火力発電の効率を上げることです。エネルギー効率を上げる分野では、一定の量の石炭、石油やガスの燃焼につき排出される温室効果ガスの削減を主に目的とします。このような開発は、京都議定書に定められたクリーン開発メカニズムと共同実施の要件を満たすプロジェクトです。
石化燃料燃焼による発電は、大量の温室効果ガスをもたらします。従って、エネルギー効率を上げるプロジェクトは、温室効果ガスの排出量削減に貢献します。例えば、以前日本工営が手がけた開放サイクルガスタービン切り替えプロジェクトでは、開放サイクルガスタービンを複合サイクルガスタービンへ切り替えることにより、ガスタービンエンジンが生産する電力と、この過程でタービンが生産する大量の熱を利用して、蒸気を発生させ、蒸気タービン発電に利用しました。このプロジェクトにより、同量の燃料消費で出力エネルギーは約40%増加しました。
再生可能エネルギー
従来の化石燃料によるエネルギーを太陽、風力、水力、波力や地熱などの再生可能エネルギーに代替することにより、温室効果ガスの排出量と石化燃料への依存を削減できます。日本工営のエネルギー専門家は、自然エネルギープロジェクトを導入する専門技術、経験、献身を備えています。
現実的には、再生可能エネルギーはどこでも導入できる訳ではありません。単位エネルギー生産あたりのコストは比較的高く、資源の有無、空間的余裕などの特定の条件下にのみ、技術的に可能となります。空間や資源が存在し、配電網やガスの供給が整っていない新興国での再生可能エネルギーの導入が、注目されています。
エネルギー市場と資源の有無を分析し、従来の化石燃料と再生可能エネルギーの混合ソリューションを提供します。どこで、いつ再生可能エネルギーの導入が最適かを特定する、需要主導のアプローチを取ります。日本工営はエネルギー分野で、主に石化燃料エネルギー、再生可能エネルギー、エネルギー保存や二酸化炭素の排出の削減を専門としています。長年の経験と世界的な専門家のネットワークを生かし、排出量取引を最大限に活用し、石化燃料と再生可能エネルギーを混合した、実行可能なエネルギープランを作成します。
送電方式、配電
需要に応じてエネルギー容量が拡大するにつれて、送電の需要も上がり、安定した確実なエネルギー供給を提供するために、新たな一次送電線、変電所や配電設備の開発が重要となります。日本工営は送電と配電プロジェクトの調査、計画、デザイン、入札、建設監督などのエンジニアリング業務を行っています。
過去のプロジェクトの一つとして、スリランカのコロンボの配電網改善プロジェクトで、日本工営は送電施設と変電所の開発に当たりました。送電マスタープランで、既存する132kVの配電網の拡張と新たな変電所の必要性を確認し、その後、工学計画と詳細設計の提供、仕様書と入札の要請文書の作成、入札の支援、契約書の顧問、建設の監督を手がけました。
また別のプロジェクトでは、カンボジアのプノンペンのエネルギー供給システムの改善に当たり、既存する22kVの送電線の補強、変圧器とスイッチの設置、低圧の送電線と電気負荷制御施設の初めから終わりまでの全工程を手がけました。